本当に面白い衝撃どんでん返し映画

【ネタバレありの感想】どんでん返し小説「噂」のラストにゾッときもさぶ

どんでん返し小説といえば・・・でまっさきに名前が挙がるくらい有名な萩原浩作の「噂」。

本記事では、「噂」をネタバレ込みの感想を書いています。

さきに感想を一言でいうなら、衝撃のラスト1行を期待しすぎると肩透かしをくらう。

けど意識せずに読めば、ミステリー小説として面白い名作です。

小説「噂」のストーリー

レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって

引用Amazon

  • 上記の噂を口コミで広めることで、新ブランドの香水を売り出す戦略をうちだしていた会社があった
  • しかし、噂は現実のものとなる
  • 足首を切られた少女の遺体が発見されたのである
  • レインマンは実在するのか?その目的は?




小説「噂」ネタバレ①レインマンの正体は西崎

この怪奇事件の犯人は、西崎という男。

つまり、レインマンの正体は西崎

最初はまともな人物なふりをしていたのですが・・・サイコパスです。

女性の足首に異常なほど執着しているんですね。

で、物語冒頭を読み返すと・・・その性癖がわかる部分がありました。

動機としてはこのようにそういうフェチがあったからというだけなんですが、それだけで連続殺人を起こしてしまうあたりに猟奇さを感じますね。

個人的に思い出したのは、ジョジョの奇妙な冒険第4部の敵キャラである吉良吉影。

彼もまた、女性の手首に異常なほど魅力を感じる人物でした。

小説「噂」ネタバレ②杖村を殺害したのは菜摘

ラストに衝撃が待っているということで読者は期待したと思います。

衝撃の一言、「きもさぶっ

そう、杖村を殺害した実行犯が菜摘たちギャル。

仲間がレインマンによって殺害された。

だからその復讐のために彼女たちは杖村を殺害したんですね。

レインマンをつくりだし噂を広め結果殺人が起きた。

猟奇的殺人事件の犯人ではないものの、犯人をつくりだした元凶は杖村にあるから、ですね。

実際は杖村自身は何も悪いことはしていないので、そこが読者にしかわからないのがちょっともどかしいところ。

まあ、菜摘たちからしたら仲間が殺害されるきっかけを生んだのはほかでもない彼女なんですけどね。

小暮と菜摘のその後は気になるラスト

杖村を殺害したのは小暮の娘である菜摘たち。

妻に先立たれた小暮の大事な娘である菜摘が殺人犯(実行犯かはわかりませんが)だなんて、彼らのその後を思うと暗い気持ちになってしまいますね。

せっかく小暮と名島のコンビネーションがよくて良い人間関係だなぁと思っていたのに、娘が犯人だなんて。

なんともスッキリしないですが、衝撃を味わえる良い作品でした。

感想&まとめ

小説「噂」のネタバレ&感想でした。

正直、キャッチコピーが煽りすぎなので、期待をふくらませすぎると拍子抜けしてしまいます。

ですが、どんでん返しを期待せずに読めば、普通にミステリー&推理モノとして面白い作品。

あまりラストを意識せずにリラックスして読むのがおすすめです。