本当に面白い衝撃どんでん返し映画

【正直微妙】最後の2行ですべてが覆るどんでん返し小説「イニシエーション・ラブ」感想

映画化でも話題になった「イニシエーション・ラブ」。

ラスト2行ですべてが覆る・・・さんざん煽りに煽ったキャッチコピーなどでブームになりました。

本記事では、小説「イニシエーション・ラブ」の感想・レビューをつづっています。

まあ、、、正直にいうとどんでん返しではあるけれど、ストーリーが面白くないです。

どんでん返し小説「イニシエーションラブ」総合評価・感想

イニシエーションラブの評価
読みやすさ
(4.5)
面白さ
(2.0)
驚き度
(3.0)
総合評価
(3.0)

なんだろう、ストーリーを順に筋立ててどういう結末にするか考えたんじゃなくて、思いついた結末に向かってそうなるようにストーリーを組み立てたんだろうな。

そんな感想をまず最初に抱きました。

作家さんがどうやってストーリーを組み立てていくのかはわかりませんが、「イニシエーションラブ」を読んで感じたのが、この結末が書きたかっただけなのかなということ。

なぜかというと、小説って結末も大事ですが、結末に向かうまでのストーリーが一番大事だと思うんです。

で、その肝心のストーリーが面白くない。

きれいな日記を読んでいるだけのような気分でした。

どんでん返し小説「イニシエーションラブ」の感想

詳しく感想をつづっていきます。

ミステリーではなくラブストーリー

物語は前半と後半の2部構成。

そしてどちらもストーリー自体はごくごくありふれたラブストーリーです。

安いっぽいラブストーリーが延々と続きます。

生々しい描写がたびたびやってくるので、”ミステリー小説として”読んでしまうと、いつまでこんなのが続くんだろう・・・と不安になります。

で、その不安は最後の最後まで続くんですよね。

なので、ミステリー要素を期待して読むと落胆すると思います。「イニシエーションラブ」は“ラブストーリー”として読むのが正解です

単純にラブストーリーとして読むか、私のように謳い文句に釣られミステリーを期待するかで、評価は大きく分かれると思いますね。

私は後者だったので、がっかり感は否めませんでした。




違和感ありまくりの伏線

物語の中盤にさしかかったとき、読者は「あれ?」と違和感を覚えることになります。

何に違和感があるのかというと、前半での主人公についての情報や語り口調。

ここで必ずすべての人が違和感を抱くため、ああ何かおかしいな・・・?と勘ぐってしまうはず。

そして勘の良い人であればラスト予想がつくでしょうね。

おかしいぞ・・・という気持ちで読み進めていってしまうので、ラストの2行ですべてが覆される瞬間がきても、“ああ、やっぱりね”と感じてしまいます。

どんでん返し小説「イニシエーションラブ」ネタバレ・解説

読みたいまではいかないけど結末が気になるという人へ、ネタバレします。一応隠しているので、気になる方だけ見てみてくださいね。

簡単にいうと、主人公の彼女が二股をかけていたということです。

ストーリーは前編と後編の2部構成になっていて、それぞれの部で男性が別人なんですよ。

でも、読者はずっと同じ男性だと思い込んで読んでしまうんです。

とはいえ、違和感ありまくりなんです。

前編と後編で同一人物にしては性格が変わりすぎなんです。

前編では気弱でタバコを吸わない主人公なのに、後編では少しオラオラ系で吸わないと言っていたタバコを吸っているという笑

人が変わりすぎでしょう。

加えて彼女は二股をかけているため、彼氏の名前を呼び間違えないよう二人の男性に同じあだ名をつけるのですが、そのあだ名が不自然すぎるんです。

もっとほかにあるだろうと。

とはいえラスト2行の衝撃が気になる方はぜひ

というものの、ラスト2行が気になる!という人は読んでみるのも良いかもしれません。

私はミステリーが好きなのでそれを期待してしまったのがダメでしたが、あまりミステリーを読まない周りの人の評価は良好でした。

ただし、ミステリー小説としてではなく恋愛小説として読むことをおすすめします。

どんなミステリーが待ってるんだろうというワクワク感は消して読みましょう。