本当に面白い衝撃どんでん返し映画

【海外ドラマみたいなミステリー】どんでん返し小説「魔術師」はジェフリー・ディーヴァー自ら最高どんでん返しと評する本!感想とネタバレ紹介

イリュージョニストによる殺人事件を、イリュージョニスト見習いの女性協力のもと警察が犯人を追うミステリー小説「魔術師」。

小説「魔術師」は、作者であるジェフリー・ディーヴァー自ら自身最高のどんでん返し度を誇るミステリーだと評するほど、騙し合い要素の強いお話です。

読んでみると、とにかく何度も騙される!

最後まで気が緩めないミステリーでした。

そんなどんでん返し小説「魔術師」の感想をつづります。最後にはネタバレありの感想も書いています。

どんでん返し小説「魔術師」あらすじ

奇々怪々な殺人事件が起こり、ニューヨーク市警捜査顧問のライムと彼のパートナーであるサックスが捜査開始。

犯人は「イリュージョニスト」ではないかと考える。

ライムとサックスは、犯人と同業のイリュージョニスト見習い、カーラに協力依頼する。

イリュージョニストの犯人VS警察&イリュージョニスト見習いの心理戦、情報戦です。

どんでん返し小説「魔術師」感想

どんでん返し小説「魔術師」おすすめ度
面白さ
(5.0)
意外性
(4.0)
高度な情報戦
(5.0)
おすすめ度
(4.5)

面白かったです。

ミステリー系でたまーにあるのが、主人公側がどんくさすぎたり鈍かったりでストレスがたまってしまう小説。

ですが「魔術師」に限ってはそれはありません、断言します。

警察側も犯人側も有能すぎるんです。だから面白いです。

そして醍醐味は、何度も騙されてしまうところ。

伏線を張り巡らせて最後に大きなどんでん返しをするタイプではなくて、最初から最後まで何度もどんでん返しが起こる感じです。

詳しく感想をつづっていきますね。

警察も犯人も有能すぎる

個人的にはここが良いところだと思いましたね。

犯人は「魔術師」なので、警察を欺こうとするわけです。そして警察もそれを逆手にとって「魔術師」を追い込もうとするんです。

ところがそれすらも推測して魔術師は警察を出し抜く。

登場人物が優秀すぎて「なるほど」と感心していると、次の瞬間「あれっ」と裏切られる感覚がたまりません!

何度も騙される

とくに「誤導」という人の注意をそらせるためにあえて何か騒ぎを起こすとういトリック。

たとえば、爆竹を鳴らし大きな音を立てターゲットの意識がそちらに向いている間に、その人の財布を盗むみたいな感じです。

誤導が中心的なトリックになっていて、何度も何度も騙されるんですよ。

「実はこっちだったのか!」というのが何度も訪れます。とにかく最初から最後までせわしないです。

警察視点と犯人視点両方が描かれる

「魔術師」では、警察と魔術師、両方の視点で描かれます。

ミステリーもので犯人目線で描かれることは珍しくはありません。

が、警察と犯人どちらにも感情移入してしまうのはあまりないんじゃないかと思いました。

警察を応援する一方で、魔術師をどこかで応援してしまうんです。魔術師の心の闇の描写や魅力的な口上に引き込まれてしまうからですね。



どんでん返し小説「魔術師」ネタバレ含む感想

注意
ネタバレしているため未読の方はご注意を!

魔術師の正体

犯人だと思われていたエリック・ウィアーの正体は、実は彼の弟子レッサーでした。

実はエリック・ウィアーのふりをした誰かが犯人ではないかという線は私も読みながら考えたので、そこについては意外性はそれほどありませんでした。

たしかに凶悪な殺人犯でしたが、彼にも同情できる点があるなと感じましたね。

最後の最後のどんでん返し

実はカーラとバルザックもぐるだった・・・。というどんでん返し。

からの、それはライムとカーラが書いたイリュージョンだった、というどんでん返し。

これはズルイですねw私もアメリアと同じ表情をしていたに違いありません!

どんでん返し小説「魔術師」は海外ドラマみたいなスタイリッシュミステリー

テンポも良くて、奇々怪々な殺人事件なわりにエグイ描写もなく、海外ドラマを見ているような感覚です。

警察も犯人も優秀すぎるので、最後までストレスなく楽しく読めますよ。

上下巻ありますが、気になって最後まで一気に読めてしまうおすすめのどんでん返し小説です!