本当に面白い衝撃どんでん返し映画

【予測不可能どんでん返し】小説「ハサミ男」の感想・レビュー

大どんでん返し小説の名作ミステリー「ハサミ男」の感想・レビュー記事です。

ネタバレは含みません。

「ハサミ男」に興味がある方は必ず読みたくなりますよ。

グロ描写について

怪奇事件をめぐる物語のため、多少の怖い描写はあります。

拒否反応が出るレベルでは全然ないです。

「ハサミ男」の総合レビュー

ハサミ男の評価
読みやすさ
(3.5)
面白さ
(4.0)
驚き度
(4.5)
総合評価
(4.0)

この点数をつけた理由を書いていきます。

「ハサミ男」のあらすじ

あらすじが知りたいという方は下記に書いています。

少女を狙った連続猟奇殺人、その首にハサミを突き立てる特徴的な手法からマスコミは犯人を「ハサミ男」と命名。

そんな猟奇的殺人犯である「ハサミ男」は、次なるターゲットを選ぶべく調査していた。

そんなとき、自分の手口とまったく同じ方法で殺害されている遺体を発見。

誰が、なんのために自分を模倣したのか?

「ハサミ男」は調査を開始する。

小説「ハサミ男」の感想・レビュー①思い込みこそ罠

おそらく小説「ハサミ男」を読もうとしている方は、どんでん返し・思いがけない展開を期待しているはず。

そしてどんなトリックが隠されているのか推測しながら読むことでしょう。

しかし。

しかし、どんなに斜めにかまえて読んだとしても、”思い込み“ほど怖いものはないわけでして。

こういうものだと刷り込まれているから、特別違和感や引っかかるものを抱くことなく読み進めてしまいます。

もし何も感じずに後半まで読み進めたとしたら・・・それはもう作者のトリックにはまっています

私ももちろん、まんまと騙されました。

いや・・・これはわからない。

もう一度真相がわかってから再読したくなります。

小説「ハサミ男」の感想・レビュー②必ず騙される叙述トリック

精密で細かな情報、心理描写があるのですが、映像がないおかげで勝手に想像をふくらませてしまうんですね。

で、一度創り上げたイメージによって物語は進んでいくわけですが・・・ラストでそれが大きく崩れ落ちます

こういうどんでん返しか、と。

私も騙されまいという思いで読んでいたのですが、すっかりやられた!と思いました。

わかったうえで読むと、ああなるほど、と納得がいく箇所がちらほら。

終始不気味な空気を帯びた小説ですが、騙された瞬間の爽快感は気持ち良いです。

小説「ハサミ男」の感想・レビュー③もはや本を手に取った時点で騙されてる

これはもう・・・ずるいです笑

読んだ後になって思うのが、完全に騙しにかかっているなということ。

全力で罠にはめようとしている作者の姿勢がすばらしいです。完全敗北です。

小説「ハサミ男」の感想・レビュー④話は読みにくい

ストーリーはなんてことない、犯人である「ハサミ男」視点で調査していくというもの。

しかしかなり描写は複雑です。

面白いんですが、文章がすんなり入ってこないため難しく感じてしまうところが難点かなと。

ただやはりそれでも気になって本のページをめくる手がとまらないのはさすがです。

まとめ

以上、小説「ハサミ男」の感想・レビューでした。

作者もそうとう捻って考えたんだろうなと思わずにはいられない、そんな緻密さを感じるどんでん返し本。

本当によくできているのでおすすめです。