本当に面白い衝撃どんでん返し映画

【衝撃どんでん返し】小説「アヒルと鴨のコインロッカー」をネタバレなしで感想・レビュー

伊坂幸太郎の大どんでん返しの傑作小説「アヒルと鴨のコインロッカー」の感想とレビューです。

衝撃の展開と少し切ないやりきれなさが待っているお話で、小説を読んだことない方におすすめしたいです。

ネタバレなしでレビューしていますので、まだの方はぜひこれを読んで興味を持っていただければと思います。

小説「アヒルと鴨のコインロッカー」総合感想・レビュー

アヒルと鴨のコインロッカーの評価
面白さ
(4.0)
意外性
(5.0)
読みやすさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

小説「アヒルと鴨のコインロッカー」感想・レビュー①意外性抜群

時間軸の異なるふたつの物語が展開される本作。

ふたつのお話がどうやって交差するのだろうと読み進めていくと、中盤以降からはもう驚きの連続です。

キレイに張られた伏線が見事に回収されていくさまは見事でした。

伊坂幸太郎のお話はいつも物語クライマックスで「ああこういうことか」とうなってしまう展開が多いのですが、とくに「アヒルと鴨のコインロッカー」は驚きました。

もう1周したくなりますね。

小説「アヒルと鴨のコインロッカー」感想・レビュー②少し切ない

このやりきれなさ、切なさ。

物語中であった「椎名が物語に途中参加した」という表現が忘れられません。

椎名とドルジは、神様を閉じ込め彼らの物語に決着をつけたんですね。

小説「アヒルと鴨のコインロッカー」感想・レビュー③そもそも煽り文が反則級

本屋で広辞苑を盗まないか?

もう煽りが最強すぎますね。

ここからどんな物語が展開されるのかまったく予想ができません。

本屋に盗みに行った結果広辞苑と広辞林をまちがえるわけですが、まさかこれも伏線だったなんて。

そしてこんなトリッキーというかカオスな誘いから切ないシリアスな物語が広がっていくなんて予想できません。

最強どんでん返しだと思いました。

小説「アヒルと鴨のコインロッカー」感想・レビュー④後半の怒涛の展開をみてほしい

どんでん返し系は「だまされた!」という感想を持つことが多いのですが、「アヒルと鴨のコインロッカー」は違いました。

だまされた・・・と思う前に脱力してしまいました。もちろん良い意味で。

悲しい過去があったんだろうなと予期させるので、緊張しながらも気になりすぎて止まらなかったですね。

あの驚きは忘れられないです。

前半部分はちょっと中だるみしてしまうんですが、ある瞬間から目が覚めてしまいます。

本を読んで思考停止したのはこれが初めてでした。

映画をさきにみた人は驚きはないかと思いますが、映画未視聴でしたら、必ずさきに小説のほうを読んでほしい

私は本➔映画の順番だったので、小説で読んだときの衝撃を覚えています。

まだどちらもみたことがなければ、ぜひ小説で体験してほしいです。

まとめ

以上、小説「アヒルと鴨のコインロッカー」の感想・レビューでした。

本当に最高のどんでん返しです。

そして鬱ともまた違った切なさと悲しさがあわさった感覚。

不思議な読後感が待っています。

映画も良かったですが、ぜひ小説で驚きを体験してほしいです。